バーの基本マナーつづき~

プライベートで飲むときその③

お酒のうんちくはほどほどに~

バーやなんかでお酒を嗜むようになってくると、少しづつお酒の名前や知識が身に付いていき、お酒という物に段々と興味が沸いてくるものです。バーテンダーの方からもカクテルの名前の由来や、珍しいお酒を教えてもらったりもします。そうしてるうちに、だんだんと知識が増えて行き、その今まで学んだ知識を誰かに聞いてもらいたくなったりします。しかし、酒のうんちくはNGだと心得ておきましょう。

一緒に飲んでる相手がお酒に関して何か聞いてきたら、「それには答えてあげる」くらいが さりげなくてカッコよいのです。相手の頷き方があまり興味無さそうだったら、話題を変えた方がよいでしょう。

それから、たまに見かけるのがバーテンダーに酒のうんちくを披露してる人。「自分はこんなにも知ってるんだ」ということを認めてもらいたい気持ちもわかります。しかし、相手はプロのバーテンダー。毎日、何時間と酒に接してるプロです。かなう筈がありません。「すごいですねぇ。よく勉強していらっしゃいますね。」とバーテンダーは言ってくれることでしょう。そう言われたらそれ以上は続けないほうが無難です。必ずボロがでます。バーテンダーとお酒の話をするときはやはり、教えてもらうスタンスで居るほうが楽でたのしいですよ。

バーの基本マナーつづき

プライベートで飲むときその②

バーのカウンター席でお酒を楽しむ場合は隣席の客にも気を遣いたいものですね。

たとえば バーでタバコを吸うのは当たり前の様になっていますが、もしも隣の席の方がタバコを吸っていない様子であれば、自分が吸う時に一言、「吸っても良いですか」と訊いてみましょう。『だめです』なんていう方はまずいないでしょう。実際、隣の席の方がタバコを吸わない方であっても、ここはバーなのですから、喫煙できる場所であることくらいは心得ているはず。要は、あなたが周りの人たちにも気遣いの出来る人間であることを知ってもらうことが大事なことなのです。

 それから、隣の席から 自分の興味のある話や,自分が知ってる人の噂話が聞こえてきたりしても、そこに割り込むことはタブーです。 もし、どうしてもその話の中に加わりたいのであれば、まず、その店のバーテンダーを介して自分を紹介してもらうのがルールです。その後、相手から何のアクションも無ければそれ以上立ち入らない方が賢明でしょう。あとはゆっくりと自分の時を楽しみましょう。そしてお酒をほどほどに楽しんだら、閉店時間の10分前くらいには帰るのが良いと思います。また、店が混んで来そうなときは早めに切り上げると、とても気が利いていて、絶対カッコいいと思います。         

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バーの基本マナーつづき~

プライベートで飲むとき~

酒を嗜みながら バーテンダーと話をしたり、さまざまな国のお酒を眺めたりと、いろんな楽しみ方をもたらしてくれるバー。

ここでのマナーはレストランに準ずると思ってください。やはり清潔感のある服装で、出かけたいものですね。いくら自分でお金を払っているからといって、どんな飲み方をしても良いというのはどうでしょうか。いくら馴染みの店だからといって大声で話したり、笑ったりするのも考えものです。静かに話しながら飲むのがベターです。

それから、バーでお酒を楽しむなら、やっぱり少しはこだわって飲みたいものですよね。自分なりの飲むパターンや 最後に飲む酒はコレと決めておくなど、いろんな楽しみ方が出来ると思います。自分なりの飲み方が決まってくると、バーで飲むお酒って本当に楽しいものです。                                             

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バーの基本マナーその①つづき~

会社の同僚や上司と飲むとき ~

会社の同僚や上司と飲むことは、意外と多いのではないでしょうか。会社の同僚や上司との飲みニュケーションは職場での人間関係の良い潤滑剤にもなりますし、先輩や上司から良いお話を聞くことが出来るいい機会です。

ただし、いくら会社の同僚や身内だからといって周りに気も使わず、マナーをないがしろにするのはどうでしょうか。 私は会社絡みで酒を飲むとき、常に心がけている事があります。それは「会社絡みの酒の席に無礼講はない」 ということです。「今日は無礼講だから」と言う言葉を真に受け、横柄な態度で先輩や上司に接している光景をよく目にします。見てて本当に気の毒に思います。 

どんなシチュエーションであっても会社の人と飲むのは 半ば仕事と捉えるべきと思います。そのようなスタンスでいるのが間違えもなく、失敗もしません。上司を立てて周りにも気配りをし、人の悪口や仕事の愚痴は言わないように出来る限り丁寧な言葉で話しましょう。そして仕事の話においては前向きな話題に心がけましょう。上司や部下は貴方の態度や行動を見ていないようで見ているものなのです。

つづく

バーの基本マナーその①~飲む相手と自分の立場をわきまえよ。~

バーで飲むことに限らず、レストランなんかでの食事でも ここは必ず抑えておくべきところではないでしょうか。

自分一人で飲みに行く事も もちろんありますが、お連れが居る場合、相手によって、どの位置に自分の立場を据えれば良いのか?

ここを意識できるのかどうかが とても大切なポイントです。とても大切なポイントあるにもかかわらず、出来ていない方が殆どです。

ではここで、いくつかのシチュエーション別にそのポイントを挙げておきたいと思います。

 

取引先や何らかの接待で飲むとき~

一番気をつけなければいけないのは、接待を受ける場合も、接待する場合も飲み過ぎないこと。 

酔っ払ってしまって、翌日目が覚めたら何を話したか思い出せないって事にならないようにしたいものです。

接待する場合は行きなれているお店を選ぶのも良いのですが、自分のプライベートのテリトリーにまで仕事を持ち込みたくないようなときは、新しく別のお店を探したほうが良いでしょう。

それから、飲む相手のピッチにも気を配りたいものです。 無理にすすめたり、泥酔させてしまったら、あなたの責任になってしまうのです。常に楽しく飲める様、話題づくりに率先して、和やかな雰囲気を醸し出せる様、努めたいものです。

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