大自然の中で大切に育てられた飛騨牛には、多くの人々の想いが込められています。
キッチン飛騨は、その思いをお客様にお伝えする最後の役割を果たす者として、真摯に素材と向き合いながら
最高の状態でステーキを提供いたします。
19歳で料理の世界に入り、早いもので40年近い月日が過ぎようとしております。
初めて厨房に足を踏み入れた頃から、よき恩師 よき先輩、職場に恵まれ様々な料理やデザートに携わる事ができました。また幸運にも、本場フランスで仕事をする機会を頂き、フランス料理の奥深さを知り、それらを生み出したフランス人の優しさ、懐の深さを身を持って感じた事は私の財産です。
さまざまな人々から教えていただいた料理への想い、父の飛騨牛への想いをお客様へお伝えしていくことが事が私の使命と考えております。
働き出して間もない頃、生涯を通じての料理の師匠である、グランシェフの岩佐 昭氏から「最高の美味しさを創るのは、優しさだ」と言われました。その頃はまだ若くその言葉の意味が全く判りませんでしたが、50歳を過ぎてようやく理解出来たような気がします。
ステーキハウス キッチン飛騨
シェフ 河本 敏久
今や国内有数の銘柄牛になった飛騨牛も、安福号という一頭の雄牛がルーツ。岐阜県内で14ケ月以上飼育され、淡いピンクの霜降りと、香りの高さ、ジューシーな味わいが高い評価を受けています。飛騨という緑豊かな山々から湧き出る美味しい水、豊かな空気など牛を飼うのに適した環境、 そして牛を飼う人々のやさしさ、愛情、牛との対話。これら全てが美味しい「飛騨牛」を作り上げます。
『飛騨の牧場で育った牛=飛騨牛』と思われがちですが、それだけでは飛騨牛と呼ぶことは出来ません。
実は、『飛騨牛』は「岐阜県内で飼育され”A-5”、”B-5”にランクされた肉質の牛」に与えられるブランド名。 ”A-5”、”B-5”とは肉の等級で、アルファベットの方は”A”が最高で肉の歩留まりを表し、 数字の方は”5”が最高で、こちらは肉質を表します。
きめ細かなサシがまんべんなく入っているのに、余分な脂肪がつきすぎていないのが特色で、 肉色は鮮やかで淡いピンク色。やわらかくとろけるような食感が楽しめます。
ステーキハウス キッチン飛騨は創業時に飛騨牛の脂質に合う焼き方の試行錯誤を繰返し 「ブレゼ&ソテー」と言う独自の焼き方を考案しました。以来50年その焼き方を守り続けています。
まず、飛騨牛を香味野菜の水分で蒸し焼きにしてから、さらに焼き上げる、当店オリジナルの焼き方です。そうする事で飛騨牛の旨味を最大限に引き出し、ソフトな食感の仕上がりでお召し上がりになれます。自信を持っておすすめいたします。
また、ステーキソースは飛騨牛のすね肉や香味野菜をたっぷり使い、贅沢に仕上げたビーフブイヨンをベースに数十種類の調味料や香辛料、味の決め手は火を止めてから加える「もろみ醤油」。さらに味がなじむまで、じっくり冷蔵庫で寝かせてから使用します。
飛騨牛ステーキ専門店 キッチン飛騨
506-0011 岐阜県高山市本町1-66
TEL 0577-36-2911 FAX 0577-35-1129
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