白は冷やして、赤は常温で”って一体常温て何度なの??

 

はい。この説明って本当によくあちこちで耳にしますよね。
でも一体誰がこんなつかみ所のない言い方をされたんでしょうかね(*_*)
ワインは管理はもちろん大切だけど、おいしく飲む上で一番大切なのは温度だと思うんです。

もし本当に常温で飲むとすれば、夏の室温は25°~28°くらいになるから、そのくらいの温度で飲むって事になります(^_^;)
これってどう考えてもおかしいですよね?

ちなみに食べ物も飲み物もそうだけど、体温に近づけば近づくほど不味く感じるんだよね~。
で、「赤は常温で」の“常温”って一体何ぞや? ということになるんだけど、
これはおそらく、フランス宮廷内の室温の温度を指して言った事の様です。
フランスといえば北海道と同じくらいの所に位置する国。
つまり、どちらかといえばサム~い国なのです。
そんな国の石で造られた宮廷内の室温はおそらく、年間を通して15°~18°くらいだったと想像がつきます。
もうお分かりですね(^_^)
そうです☆赤の飲み頃温度は15°~18°くらいという事になります。

でもいちいち温度計で測るなんて訳にもいきませんよね(^^ゞ
大まかな目安としてボトルを触ってみて、ひんやり と感じるくらいが大体15°くらいだと思っていいと思います。
ま~ でも夏の暑い夜なんかだと、フレッシュな赤だったらもっと冷やして飲んでも、これまたいいですよね~(^^♪

では、次回をお楽しみに~☆

ワインは寝かせれば寝かせるほど美味しくなるの??

みなさん、こんにちはーーー!!
ソムリエ 「ゴーポン」 と申します。
このコーナーは、ワインに関する事をいろいろと知ってもらいたい、楽しんでもらいたいとの願いをこめて作りました。  ぜひ! 見て下さいね。

今回は、「お客様から実際に訊ねられたワインに関する素朴な疑問」 をテーマにお話して行きます。

さて第一回はこれ! 「ワインは寝かせれば寝かせるほど美味しくなるの??」 実はこの質問が一番多いんですよ。 

で答えは「ブー!!」でして、

寝かせて美味しくなるワインもあれば、そうでないワインもあると言う事です。 「寝かせる」というのは、「横にする」という事ではなくて長時間、静かに保存すると言う事なんだけどワインの産地・ブドウの種類・作り方・収穫年 等によって寝かせられるタイプかそうでないかが変わって来ます。 
色が濃く渋みの強い物は長熟に向くタイプ。
逆にボジョレーヌーボーの様に色が明るく渋みの少ないタイプは早飲みタイプと言う事になります。
ただし早飲みタイプのワインを長く寝かせて悪くなる訳ではないのでご安心を。(風味は落ちますが・・)
白ワインも中には長熟タイプがありますが、圧倒的に早飲みタイプの方が多いですね。

それでは、次回をお楽しみに!!!