シャンパンとスパークリングワインって同じじゃないの??

 

う~ん…シャンパン=スパークリングワイン と言えない事もないんですが、大まかに言うとこういう事です☆

スパークリングワインっていうのは、炭酸ガスを含んだワイン。
つまり、発泡性のあるワインの総称でして。
で、シャンパンというのは そのスパークリングワインの中でもフランスのシャンパーニュ地方で伝統的な造り方で造られたもののみが、“シャンパン”という名をつけて売ることが出来るのです。

シャンパンは他のスパークリングワインと比べて、とても手間暇かけて造られていて、その製造方法もワイン法で厳しく決められています。
その為、他のスパークリングワインと比べると、値段も高く、また、味わいもとてもリッチで優雅なワインになるのです(*^_^*)

言ってみれば、シャンパンはスパークリングワインの中の王様なのです(>_<)

お客様から「シャンパンある?」と効かれてメニューをお見せすると、
「このシャンパンは高いからこっちのドイツのシャンパンを下さい。」
と、言われる事が度々あります。
まぁ「はい。かしこまりました。」と言ってドイツのシャンパン(?)をお持ちする
のですが、
「お客様、シャンパンと言うのは・・・・」
なーんて言う訳にもいかないし、でも教えてあげたいなぁ… というなんとももどかしい状況に陥ってしまいます(/_;)

「ドイツのシャンパン」というのはありえないんです。

ではここで代表的なスパークリングワインを紹介しておきます。

 シャンパン(フランスシャンパーニュ地方)
 ヴァンムスー(フランス)
 クレマン(フランス)
 ゼクト(ドイツ)
 スプマンテ(イタリア)
 カヴァ(スペイン)
などなど・・・

お分かり頂けたでしょうか?(^_^)
つまり、シャンパンはスパークリングワインの中の一つなのです☆

「魚には白!肉には赤!」なんですか?

 

いえいえ。実はそんな事はないんです。
確かに魚には白・肉には赤 と 今までずぅ~っと言われ続けて来ましたしそういう考え方も間違いではないのですが、料理にワインを合わせるポイントとは、
素材・調理方法・基本となる味付け(ソースなど)によって変わるという事なのです。

ビーフシチューやビーフステーキは、濃厚な味ですし
油っこい料理なので、渋みもボリューム感もある赤ワインが合います(^_^)
天ぷらや白身魚の刺身なんかはフレッシュで酸味が効いた白ワインの方が合わせやすいでしょう(^^♪

しかし、同じ肉料理でも鶏のササミ肉ソテーや塩で焼いた焼き鳥・豚肉のクリーム等は白ワインの方が合わせやすい事があるのです☆

レモンやポン酢を加えたほうがおいしく感じる料理ならば、やはり同じような酸味のある白、みそや醤油を加えた方がおいしくなりそうな料理ならば赤。
と いう風に考えるのも良いと思います。

また、単純に出来上がりが赤色の料理なら赤、白色の料理なら白、という合わせ方も面白いですね(*^_^*)

コルクが折れちゃった!! どうすればいいの??

「ワインのコルクを抜くのって本当めんどくさくって難しいのよねぇー」
よく聞くセリフですね(^^ゞ
私もお客様の前で注文されたワインのコルクを何度折ったことか・・・(恥ずかしい・・・)

でも何度か折っているうちに お客様の前でコルクを折ってしまうことがぜんぜん怖くなくなってしまったのです。

なぜかと言うとコルクは折れるものだからです。
言い方を変えると折れやすいから です。
(ただし、立場上折れない様注意して抜きますが・・・)

で、コルク栓を上手に抜く為のコツをいくつかお教えしますと・・・

1.ワインオープナーはなるべくスクリューの長いものを選ぶ
2.コルクに刺す時はスクリューの先をコルクの真ん中に刺す(ここがポイント☆)あくまでスクリューを真ん中に立てるのではなく、スクリューの先を真ん中に刺す。
3.刺したら垂直に入っていくようにスクリューをねじ込んでいく(だいたい5回転半回せばオッケイ☆あまり深くねじ込むと4.コルクから突き出て、コルク片がワインに入ってしまうので注意)
5.入り終わったら垂直にオープナーを引き上げる


ほぼ引き上がったらあとは手で くくっ っと動かせば抜けるはずです(*^_^*)

もしも折れてしまったら・・・
その時はもう仕方がないので無理にスクリューを突っ込んで抜こうとせず、逆に押し込んでワインの中に落とした方が良いでしょう。
コルク栓は軽くてワインの中で浮きますので詰まることはありません(^_^)
もし中に落とすときは、折れた部分のコルク片をきれいに取ってからにしましょう☆
細かいコルク片がワインの中に入ってしまいますよ(^_-)-☆

赤ワインに甘口ってあるの??

 

はい。実はこれ非常に難しい問題でして・・・

まだ日本でワインが普及していない頃、日本でのワイン作りの為にいろんな人々が研究を重ねていました。
しかしながら、なかなか良いものが出来ません。
もともと日本人にはすっぱい飲み物が合わなかったのです。

そこで登場してきたのが甘味を加えたワイン。

皆さんも一度は耳にした事があると思います。

赤玉ポートワイン です。

これをきっかけにして日本でもワインブームが起きました。
あの甘くて赤い液体が日本人に受けたのです(*^_^*)
この赤玉ポートワインはポルトガルの酒精強化ワイン、ポートワインを真似て作ったといわれています。

しかし、ポートワインて言うのは普通のワインとは少し造り方が違っていまして、ワインにアルコールを添加して酒精を強くしたワインなのです。

私達が一般に言う「ワイン」というのはスティルワイン(静かなワイン)の事を指しています。
ヨーロッパのワインをよく飲む国々の人は、赤ワインはすべて辛口と認識しています。
そこで、この一般的に言うワイン(スティルワイン)には 赤の甘口はなく、ほとんどが辛口であると思っていただいていいと思います。(例外的なものもありますが・・・)

レストランのワインメニューを見ても、白ワインは甘口・辛口と表示してあるのに対し
赤ワインはフルボディ・ライトボディ という表記になっている事からもお分かりになると思います。

ただ、赤ワインの中にはその香りやアルコール度数によって甘く感じる事もありますが、決して糖分が含まれている訳ではなく、アルコールのボリュームや果実の香り等からそう感じる事があるのです。

一番おいしいワインってどんなワインですか?

 

『一番おいしいワインってどんなワインですか?』

はいはい。
この質問よくこういう風に聞かれるんですよ。
「今まで飲んだワインの中で一番おいしかったワインはどれですか?」ってね(^_^)

でもこの質問には正直言ってしまうと答えようがないんです。
というのは、ワインっていうのは

【いつ・誰と・どんな目的で・どんなシチュエーションの中で】飲んだか で、味が決まってしまうんですね(*^_^*)

いくら高価なワインでも風邪をひいている時に飲んだっておいしくないし、
嫌いな人と飲んだってちっともおいしく感じませんよね?☆

反対にどんなに安くて好みでないワインでも
大好きな人と飲めばすごくおいしく感じるし、味も覚えているものなのです(>_<)

つまり、「何を飲めばおいしいか」ではなく、
どんな環境で飲むのかさえきちんと分かっている事が大切なのです(うんうん。←自分で納得してしまった・・・)

ひとりぼっちで5万円のシャトーマルゴ飲んでもおいしくないですよね☆
大切な事は「おいしいか」ではなく、「おいしく感じるか」(^_^)

ちなみにゴーポンが一番おいしいと思うのは
4~5人でいろんなワインを飲みながら、あ~でもない、こ~でもないと言いながら飲むワイン達で~す!!

では、次回お楽しみに~☆