皆さんも一度は聞いた事があると思います。ヴィンテージという言葉(^^)
もともとワインは自然発酵で生まれ、人がそこに手を加え コントロールされて行
きます。そして 保管の仕方次第でその味が変わってしまいます。
ワインを造る上で人間が手を加えられるのは、栽培・醸造の部分ですが、どうあがいても変えられないもの・コントロールできないもの・・・それは天候です。
ヴィンテージとは、ワインが出来上がった年の事ではなく、ブドウが収穫された年の
事を言います☆
また、ある年にブドウが良く育ち、通年に比べて素晴らしいワインが出来上がったと
き、そのワインたちを“ヴィンテージワイン”と言います(^^)
つまりワインは、人間にはどうしようも出来ない“天候”というものによって 味に
差が出てしまうのです。その差により ワインの値段が大きく変わります。ワイン
メーカー流通業者の方がヴィンテージをとても気にするのも良く分かります☆
その目安となるものとして、ヴィンテージチャート というものがあります。ワイン
に精通した方達が、年ごとにワインの出来をチェックし、点数や★印で評価してある
年号表みたいなものです(^_^)
ブドウの出来を知る上で、このヴィンテージチャートはとても参考になりますが、あ
まりこれに頼りすぎてワインを選ぶのもどうかと思います(^_^;)
確かにワインには“ヴィンテージ”なるものが存在し、年によってブドウが良く育っ
た年と、そうでない年があります。
しかしながら、今のワインの醸造技術の進歩は目覚しく、天候が良くなかった年でも人の手によって素晴らしいワインが造られています(^^)
もし皆さんがヴィンテージチャートを見てワインを手に入れようとするならば、ヴィ
ンテージ 良・不 という基準で見るのではなく、そのワインの“タイプ”という見
方をしてもらえればいいと思います。
“この年は早飲みタイプ。この年は長期熟成タイプ”という様に☆
また、このヴィンテージチャートは、中・高級ワインを見る上で役立つものです(^
^)一般的に安値で飲まれるワインは ヴィンテージによる味の差はあまりありませ
んので、気にせず ワインを楽しみましょう☆★☆