バーの基本マナーつづき

~知ってて損しないカクテル豆知識~

さて、前回まではバーのマナーについてお話してきましたが、この辺で少し、皆さんが意外と知らないカクテルのかんたん豆知識をいくつか教えちゃいます。

ショートカクテルロングカクテル~ 

皆さんもバーで一度は聞いたことがあると思いますこの言葉。でもその意味って分かっていそうで分かっていない方が多いんですよ。  バーのメニューにもいろいろなものがありますが、カクテルを上記のように ショートカクテルロングカクテルに分けてメニューにのせているところもあります。 で、このショートとロング、一体何の事かというと、実はコレ、カクテルを飲む時間のことなんです。つまり、ショートカクテルは短い時間で飲み干す飲み物でロングカクテル はある程度長い時間をかけて楽しむ飲み物のことなのです。シェークしてキンキンに冷えたカクテルなどは長い時間をかけて飲むよりはやはり、その冷たさを味わうためにも短い時間で飲み干すほうがおいしいはずです。このショートカクテルとよばれるものはその多くが写真の様なカクテルグラスが使われます(写真はマンハッタン)。大体このようなグラスに注がれたカクテルは冷たさが身上のショートカクテルといってよいでしょう。

また、ショートカクテルは出来上がりが大体、60ml~70mlで、3くちから4くちで飲み干せる量になっています。グラスの形も三角形が多いのはグラスをあまり傾けなくても口の中にスッと流れてゆくからです。

反対にロングカクテルはというとショートカクテルに比べ、量が多く、ソーダーやジュースで満たしたものが殆んどで、それゆえにある程度時間をかけて飲む飲み物と言うことになります。殆んどは筒型のグラスに作られ、ジントニックやスクリュードライバーなどが有名ですね。

バーカウンターで、「とりあえず、ジンベースで短いのを1杯ください」なぁ~んてカッコイイですね!         つづく