はい。実はこれ非常に難しい問題でして・・・
まだ日本でワインが普及していない頃、日本でのワイン作りの為にいろんな人々が研究を重ねていました。
しかしながら、なかなか良いものが出来ません。
もともと日本人にはすっぱい飲み物が合わなかったのです。
そこで登場してきたのが甘味を加えたワイン。
皆さんも一度は耳にした事があると思います。
赤玉ポートワイン です。
これをきっかけにして日本でもワインブームが起きました。
あの甘くて赤い液体が日本人に受けたのです(*^_^*)
この赤玉ポートワインはポルトガルの酒精強化ワイン、ポートワインを真似て作ったといわれています。
しかし、ポートワインて言うのは普通のワインとは少し造り方が違っていまして、ワインにアルコールを添加して酒精を強くしたワインなのです。
私達が一般に言う「ワイン」というのはスティルワイン(静かなワイン)の事を指しています。
ヨーロッパのワインをよく飲む国々の人は、赤ワインはすべて辛口と認識しています。
そこで、この一般的に言うワイン(スティルワイン)には 赤の甘口はなく、ほとんどが辛口であると思っていただいていいと思います。(例外的なものもありますが・・・)
レストランのワインメニューを見ても、白ワインは甘口・辛口と表示してあるのに対し
赤ワインはフルボディ・ライトボディ という表記になっている事からもお分かりになると思います。
ただ、赤ワインの中にはその香りやアルコール度数によって甘く感じる事もありますが、決して糖分が含まれている訳ではなく、アルコールのボリュームや果実の香り等からそう感じる事があるのです。